●津田沼探訪・後編(2009.02.01)

あらすじ
 TKN井のヌシ「THN井おじさん」の棲み家に強襲をかける一行にはなにが 待ち受けているのか?

山頂付近の広いスペースにでた。
残留「段々ガラクタが目立ってきたな」
日暮「居城が近いのだろう」
残留「あ、アレは何だ?」
日暮「あ、アレは!!」

残留「コレは・・・明らかに地面が盛り上がっているが」
日暮「wwwコレ家潰れてるwwwwww」
残留「コレなのかw確かにガラクタと廃材で骨組みを作った跡が」
日暮「なかなか興味深いものが・・・どれどれ、目覚まし時計なんて使ってたのか」
残留「仕事もないのに何故・・・非常に興味深いな」
日暮「こんな棚もあるぞ。しっかり整理整頓していたらしいな」
残留「落ち葉がツモっているがしたに黒い布が」
日暮「コレが屋根部分か、雨風対策も万全だな」

 こうして「日暮里飯蔵の選ぶTKN井の名勝」の一つ「TKN井おじさん邸」は、おじさんが」既に転居して廃墟と化していたが、中々楽しめた。しかし、コレが今日のクライマックスあるで事を、私は知る由もなかった。
 続いてはTKN井小学校校歌にも出てくる「テレビ塔」。肝心の案内人の彼は「校歌にもテレビ塔としかないし、名前なんて知らない」と言っていたので、早速調べてみた。

正式名称:千葉テレビ放送 船橋三山放送所
入力方式:プレートパラボラアンテナ 2式 (CTC・STL受信用)
       プレートパラボラアンテナ 1式 (Bay-fm・STL受信用)
       8素子VHF八木宇田アンテナ1段2列 2式 (NHK・東京タワー受け)

出力形式:6L双ループアンテナ 3段4面1式 平行偏波 (アナログ)
       ? 平行偏波 (デジタル)
   出力:CTC千葉テレビ放送:映像:5kW 音声:1.25kW (アナログ)500W (デジタル)
       NHK総合:映像:30W 音声:7.5W
       FMサウンド千葉:5kW
   役割:日本放送協会 東京総合テレビジョン:東京タワーからの地上波を、増幅・再送信
       千葉テレビ放送・ベイエフエム:メイン送信所としての送信
所有管理:千葉テレビ放送株式会社?
 送信ch:テレビ:NHK総合:44ch
            チバテレビ(アナログ):46ch
            チバテレビ(デジタル):30ch(物理チャンネル)
       FM:Bay-fm:78.0MHz
基本設備:テレビ送信施設:Eスポキャンセラー(NHK総合)、受配電設備(200KVA)、
       自家発電設備(165KVA)、STL送受信装置(6,918MHz、0.5W)

 と、まあこんなカンジでした。そうですか、千葉ミルフィーユの宣伝はBay-FMだったんですね。

残留「これを、日暮里さんは小学生の時まで東京タワーだと思ってたんだね」
日暮「・・・」

 そして自分のワガママ熱烈な要望によって一行、幕張へ。日暮里氏の家から借りた自転車を漕ぐ漕ぐ。

見よ!本当に何もない

延々と続く道。

長いぞ!横断歩道造れ!このカス!

曰く「何もない。つまらない。」という海浜公園へ。

ホントにつまらなかったのですぐ海へ抜ける。
 思うに、幕張の都市設計や海浜公園のデザインを見ると「自然の締め出し・征服」をコンセプトにしたとしか思えない。多分同様のコンセプトで設計した某ネズミーランドに大きく影響を受けているのだろう。ユダヤ教的自然征服主義・排他主義的なコンセプトを真似るからこの様に乾燥した・面白みのない町が出来上がったのだろう。



海岸で一枚。流木が縦に埋まる様が面白かったので。

検見川に入る。去年の10月に撮った所でまた。

遠い検見川迄行った理由はこの「検見川送信所」再訪が目的である。

日本発の国際放送を行い、「ニイタカヤマノボレ」もここからと言われている。

「興味無ッ!」と言い張る日暮里氏と送信所のツーショット

 周囲は再開発地区であるので殆どが幕張クオリティのネズミーコンセプト設計の中、荒地のただなかに異彩を放つ表現主義のフォルム。これはいかに廃墟属性がなくとも感慨があるに違いない、と思っていたが、「興味無ッ!」「寒ッ!」「ケツ痛ッ!」と華麗に言い放ち続ける彼に、歴史的な遺産である事を説いて納得させようとした。が、彼にとって今日の行動全てが納得のいくものではないことに気付き、説得を諦めた。中に入れないなら文化財としてしっかり保存するべき。
 帰還中大久保商店街にいい感じの廃屋を発見するも日が暮れそうで寒さのあまりスルー。又来ます。寒くて案内人はもう外に出たくないとのことなので、帰りは部案内名住宅地の中を適当に描かれた地図を頼りにとぼとぼ帰りました。ヒドイ!!


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